(どなたも待っていないかもしれませんが)お待たせしました!「やらかした劇場第三弾!」 申し訳ありませんが、また「痛い!」話です。苦手な方はスルーしてください。
所はハワイ島。ヒルトン・ワイコロアビレッジの近くの地元の人以外にもちょっとは知られたビーチの岩場でシュノーケリングをしておりました。それは、あのSea Urchin を踏んづけた日の前日のことです。浅瀬で立ち上がった時、足ヒレをつけていたのでちょっとよろけてしまい、思わず右手を近くの岩について体を支えました。ところが運悪く手をついた場所がナイフのように鋭い角度になっている部分だったのです。娘たちに心配かけないよう、しばらく左手で押さえて血が止まるのを待ちましたが、思いのほか傷が深くいつまでたっても血が止まりません。そこで不本意ながら、シュノーケリングを中断してホテルの部屋に一旦引き上げて、タオルで押さえたりしましたがまだ止まりません。消毒だけはした方が良いということになり、ホテルのフロントに行って、消毒薬の英語がわからなかったので「ケガした!出血!薬!」みたいな感じで頼んだら、「警備員があっちにいるからそこに行け」との返事。この時に、既に一抹の不安があったのですが、やはり消毒はしておきたくて警備員のところへ。ちょっと警察官みたいな制服を着て、アメリカですからおそらくは銃を携帯していて、背が高くて小太りでいつもハンバーガーかなんか食べているような・・・・わかりますよね? するとその警備員は、「ちょっと見せてみろ。あ~、なるほど。自分一人では判断できないから、もう一人呼ぶから待て」とのこと。当方は痛いし、血は止まってないし「早く消毒薬貸してよ!すぐ返すからさ」ぐらいの感じなのですが、ようやくやってきた二人目の警備員と何やらヒソヒソ、喧々諤々かなりの長話を・・・・
実はそのあと、家族でマンタを見に行くオプショナルツアーに予約してあって、それに間に合うかどうかが気になり始めていました。
やがて、その二人が言うには「今、医者はいないが専門家を呼ぶからちょっと待て」・・・・エッ!また待つの??? まさか、手の切り傷が犯罪絡みと誤解されて警察を呼んでいて、その時間稼ぎをされているのでは?などとよくない想像もしてしまいました。そうは言っても、仕方なく待っていると10分くらい待たされて、やがてメガネをかけたインテリ風のスーツの男性がやってきました。彼は幸い刑事コロンボでも警部マクロードでもなく、多少医療の心得がある、あるいは福利厚生とかを担当しているホテルの職員のようでした。そして彼曰く「あなたは病院に行かなければならない。」
(どうやら、縫わないといけないと判断していたようです)
エッ!!病院?? ヤバイ!さらに「今、救急車を呼ぼうとしているが、出払っている。もう少し待て」 エッ!!救急車? ここアメリカでしょ?保険効かないし、いったい How much? それにマンタ間に合わないし・・・・もし病院行って、入院とか言われたら、明後日オアフ島に移動するのに一日つぶれちゃうじゃん・・・・
そうこうしているうちうに、更に二人スーツの男性が来て、背の
高いちょっと偉そうな女性職員も来て、更に警備員が二人来て・・・・私の周りは「ひい、ふう、みい」と数えてみると8人ものスタッフに囲まれていて、「とどめ」は新たに来た男性の警備員が「車の用意ができました」!!!
なんとホテルの車を救急車の代わりに用意してくれたのです。ああ、なんて慈悲深い方々、なんて優しい方々なんでしょう、でも私にしてみれば「あ~マンタ見たい、自費不快・・・」
それからがもう大変です。私の拙い英語力を全身全霊を込めて駆使して脱出交渉。「大丈夫!もう平気! 全然平気!血も止まったから!ホラ!」(なんと奇跡的にその時だけ血がほとんど止まってました。おそらく血の気が引いていたからではないかと・・・・)
結局、なんとか脱出に成功し、めでたく待望のマンタツアーに。でも血が止まっていなくて、テーピングしたりしましたが、完全な止血には至りません。家族会議の結果ダイビング・ショップに立ち寄ってゴムのグローブを買って手首のところを厳重に縛るということになりました。そこまで私の事を心配してくれるのかと思っていたら、オプショナルツアーへの道中の娘たちとカミサンの会話で事実を知りました。曰く「血の匂いでサメが来たらマンタが逃げちゃう!」 長文失礼しました。
(どなたも待っていないかもしれませんが)お待たせしました!「やらかした劇場第三弾!」 申し訳ありませんが、また「痛い!」話です。苦手な方はスルーしてください。
所はハワイ島。ヒルトン・ワイコロアビレッジの近くの地元の人以外にもちょっとは知られたビーチの岩場でシュノーケリングをしておりました。それは、あのSea Urchin を踏んづけた日の前日のことです。浅瀬で立ち上がった時、足ヒレをつけていたのでちょっとよろけてしまい、思わず右手を近くの岩について体を支えました。ところが運悪く手をついた場所がナイフのように鋭い角度になっている部分だったのです。娘たちに心配かけないよう、しばらく左手で押さえて血が止まるのを待ちましたが、思いのほか傷が深くいつまでたっても血が止まりません。そこで不本意ながら、シュノーケリングを中断してホテルの部屋に一旦引き上げて、タオルで押さえたりしましたがまだ止まりません。消毒だけはした方が良いということになり、ホテルのフロントに行って、消毒薬の英語がわからなかったので「ケガした!出血!薬!」みたいな感じで頼んだら、「警備員があっちにいるからそこに行け」との返事。この時に、既に一抹の不安があったのですが、やはり消毒はしておきたくて警備員のところへ。ちょっと警察官みたいな制服を着て、アメリカですからおそらくは銃を携帯していて、背が高くて小太りでいつもハンバーガーかなんか食べているような・・・・わかりますよね? するとその警備員は、「ちょっと見せてみろ。あ~、なるほど。自分一人では判断できないから、もう一人呼ぶから待て」とのこと。当方は痛いし、血は止まってないし「早く消毒薬貸してよ!すぐ返すからさ」ぐらいの感じなのですが、ようやくやってきた二人目の警備員と何やらヒソヒソ、喧々諤々かなりの長話を・・・・
実はそのあと、家族でマンタを見に行くオプショナルツアーに予約してあって、それに間に合うかどうかが気になり始めていました。
やがて、その二人が言うには「今、医者はいないが専門家を呼ぶからちょっと待て」・・・・エッ!また待つの??? まさか、手の切り傷が犯罪絡みと誤解されて警察を呼んでいて、その時間稼ぎをされているのでは?などとよくない想像もしてしまいました。そうは言っても、仕方なく待っていると10分くらい待たされて、やがてメガネをかけたインテリ風のスーツの男性がやってきました。彼は幸い刑事コロンボでも警部マクロードでもなく、多少医療の心得がある、あるいは福利厚生とかを担当しているホテルの職員のようでした。そして彼曰く「あなたは病院に行かなければならない。」
(どうやら、縫わないといけないと判断していたようです)
エッ!!病院?? ヤバイ!さらに「今、救急車を呼ぼうとしているが、出払っている。もう少し待て」 エッ!!救急車? ここアメリカでしょ?保険効かないし、いったい How much? それにマンタ間に合わないし・・・・もし病院行って、入院とか言われたら、明後日オアフ島に移動するのに一日つぶれちゃうじゃん・・・・
そうこうしているうちうに、更に二人スーツの男性が来て、背の
高いちょっと偉そうな女性職員も来て、更に警備員が二人来て・・・・私の周りは「ひい、ふう、みい」と数えてみると8人ものスタッフに囲まれていて、「とどめ」は新たに来た男性の警備員が「車の用意ができました」!!!
なんとホテルの車を救急車の代わりに用意してくれたのです。ああ、なんて慈悲深い方々、なんて優しい方々なんでしょう、でも私にしてみれば「あ~マンタ見たい、自費不快・・・」
それからがもう大変です。私の拙い英語力を全身全霊を込めて駆使して脱出交渉。「大丈夫!もう平気! 全然平気!血も止まったから!ホラ!」(なんと奇跡的にその時だけ血がほとんど止まってました。おそらく血の気が引いていたからではないかと・・・・)
結局、なんとか脱出に成功し、めでたく待望のマンタツアーに。でも血が止まっていなくて、テーピングしたりしましたが、完全な止血には至りません。家族会議の結果ダイビング・ショップに立ち寄ってゴムのグローブを買って手首のところを厳重に縛るということになりました。そこまで私の事を心配してくれるのかと思っていたら、オプショナルツアーへの道中の娘たちとカミサンの会話で事実を知りました。曰く「血の匂いでサメが来たらマンタが逃げちゃう!」 長文失礼しました。
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ミスタービーン
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2022/11/21
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ハワイ大好き集まれ!みんなでハワイトーク